日出町へ。。。
臼杵 stay
今日は朝から雨。。。
でもおかげで 連日の暑さからは解放されそう 涼しいです。
屋敷の改修工事を前に
日出町のほうで 隅櫓の保存修理工事を行っており
伝統工法の土壁の作業状況が拝見できるとの情報を頂き
私も諸先輩方と 同行させていただくことになりました
日出の旧藩主は木下家。
木下延俊氏を藩祖とし、16代にわたり日出3万石を領した大名です。
江戸時代を通しての大名は全国260家ほどありますが
豊臣秀吉につながりを持つ大名家は わずか2家。
この豊後日出木下家は その数少ない2家のうちのひとつにあたります。
。。。。。と、資料を見ながら能書きをたれておく
ここに築造されているのは
移転保存修理の目的でつくられる 隅櫓(鬼門櫓)。
外壁も伝統工法である 土壁が施工されています。
土の感じがいいですね~やっぱり
移転解体時には やはり腐食等による修繕箇所があったようで
各所に新材で繕った部分が見受けられました。
屋根瓦も既存瓦を再利用し
これもまた旧来の 土葺工法で施工されていました。
なるほど 昔はこんな感じでやってたんですね~
いやいや 今回は見に行けて本当によかった。
本とかの写真でしか見たことなかったけど
こうして実際に見れて、そして今度は自分自身が実際に手掛けることになるので
すごくワクワクしちゃいました。
この機会を与えてくれた皆様に感謝したいと思います。
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